ホーム << 旅にでよう << Hong Kong |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
●作者にメール
●作者について | ||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
![]() |
||||||||||||||||||||||||||||
|
|
5年も離れていると、
当然のことながら大きな変化に出くわす。 香港で出くわしたそれは、 「街中にゴミが落ちていない」ということだった。 右の2枚がその証拠写真である。 道路脇が「今掃きました!」と言わんばかりだ。 塵ひとつ落ちていない。 聞いたところによれば、理由はSarsだということだ。 確かに、不潔にしていれば病原菌も蔓延しやすいということで、 「ポイ捨て」には高額な罰金が課せられるようになったらしい。 清潔なのは街中だけではなく、公共のトイレも目をみはる変化を遂げていた。 香港のトイレはその汚さで有名であり、、 私は香港在住中に、中腰で洋式トイレを使う癖がついてしまったくらいだ。 それは癖というかトラウマで、 いまだに自宅以外のところでは中腰で用を足してしまう。 その私が、ふと、腰掛けてしまったくらいに清潔なのである。 トイレット・ペーパーが切れていることもなく、 手をあらう場所がびしょびしょになっていることもない。 まるで人格が変わってしまった人のような変貌ぶりだった。 とは言うものの、
人格というのはそうそう簡単には変わるものではない。 ふとしたことで元のそれが顔を出す。 それをあらわすような話を聞いた。 香港では「環境問題」が注目されていて、 例えば、スーパーマーケットの中には、 袋を有料にしているところもあるということだ。 ところが、その効果があまり上がっていないらしい。 その原因を香港在住のシンガポール人の友達が みごとに分析していた。 「香港人はお金にうるさいが、 1セントや2セントのそれには気をとめない。 だから、(袋を有料化するという)その方法はここでは通用しない。」 ということなのである。 私の住むカナダでも、同じように袋を有料化しているスーパーマーケットがある。 そこへ行くと、自分で袋を持ってきているか、 或いは、買ったものを(袋なしに)かかえているか、 無料の(野菜のコーナーなどにある)ビニール袋に入れていたりするのを見かける。 袋が無料のところでは、そういう光景は目にしない。 (マイバックを持参する人はいるにはいるが) 環境うんぬんと言うより、つまり、1セント2セントがものを言っているわけである。 それが香港ではものを言わぬという。 確かに、買ったものをハダカでかかえている香港人を想像するのは難しい。 彼らが、そんなことをしてまで1セントを節約するとは思えない、と私も思う。 香港で環境問題に取り組む場合には、もう「ひとひねり」する必要があるようだ。 一筋縄ではいかない香港がこんなところにまだ残っていた。 いいとか悪いとかは別にして。
|
| |||||||||||||||||||||||||||
| This web site is designed by BP. ©2003 ひびのことなど All Rights Reserved. |
ホーム |
ひびのこと |
Talking about Movies |
旅に出よう |
Hello, Vancouver
●作者にメール ●作者について |